25 October 仕掛けとエサ 今回は仕掛けとエサについてお話しします。 どのような釣りをするときも先ず魚が釣れる仕掛けを作らないと魚は釣れません。 ではどのような仕掛けを作ればよいのか説明させていただきます。 その前に渓流魚と言われる魚はイワナやアマゴなどです。 イワナを漢字で書くと(岩魚)岩の魚と書きます。 皆さんは魚は海や川の中をすいすい泳いでいる姿を想像しませんか? でも、イワナはそうゆう魚ではなく普段は岩の下でじっとエサが流れてくるのを待っている魚なのです。 泳ぐのが得意でない魚です。 覚えておいてくださいね。 エサが流れてくるまで一週間でもひと月でもじっと岩の下で我慢して待っています。 以前私が釣り上げたイワナは割と大きいサイズでしたがかわいそうなほどガリガリに痩せていたのを釣り上げた経験があります。 多分エサが少なくて栄養が不足していたのでしょうね。 そのように普段はじっとしている魚を釣るのですから釣るには待っていても釣れません。 こちらから仕掛けていかないと釣れないです。 先ずはイワナが潜んでそうな岩を探します。 それから一番大切なことは、イワナは警戒心が非常に強い魚ですから釣り人もイワナに姿を見られないように工夫しなければなりません。 それから竿を目標にめがけて投げます。 上手くエサがイワナの目に触れる場所に行ったら、イワナは瞬時に食いつきます。 ここで注意するのは先ず仕掛けの糸ですが今は水の中では透明になって魚には見えない(フロロカーボン)と言う糸があります。 普通のナイロン糸に比べて少し値段が高いですが、私はフロロカーボンを使っています。 大きな獲物を釣りたければ糸の太さもそれなりに太くしないと魚に切られてしまえば何にもならないですね。 無暗に糸のサイズを太くする必要もないですが、無難なサイズとして私はフロロカーボンの5号を使っています。 因みにハリスは同じく4号を使っています。 その次にイワナが驚かないようにエサはイワナに自然の状態で流れてくるようにしないと警戒して食いついてくれません。 大切なことは、エサを流しながら釣る方法とエサを沈めて釣る方法がありますが、どちらかといえばイワナはエサを沈めて釣るほうが良いと思います。 エサを流して釣るのはイワナの仲間のアマゴに適しています。 (アマゴの釣り方は次回にします。) そこで、沈めて釣る場合ですが、水の流れが早い場合は錘を重くして早く沈めます。 水の流れが遅い場合は軽い錘を使います。 私は基本的に錘はガン玉の2Bを使っています。 現地で水の状況を見て錘のサイズを変えたりしています。 次にエサを付ける針ですが渓流針の5号~8号の間を使います。 渓流釣りに使うエサはミミズ、イクラ、ブドウ虫等ですが、気温も上がってくる季節は蜂の子や川の石の下にいる虫がイワナが好みますからよく使います。 PR