26 October 仕掛けとエサ 前回の続きになりますが、エサは春先の気温が低いときはミミズ、イクラ、ブドウ虫等が主流ですが、気温が上がり暖かくなってくると魚の活性が強くなってくるのでエサの食いが良くなってきます。 四月の桜が咲くころを目安にして川虫を捕まえてエサに使います。 水温が低いときは川虫も成長していないから小さくて使いにくいし、渓流の水は手が切れるほど冷たいですから簡単に川虫を捕まえることはできなません。 水温が上がりかけてきたころを狙って捕まえてエサとして使います。 私の経験から川虫を使って釣れば大物狙いもできるから楽しいですよ。 虫を付けて竿を出したら瞬間にパクリと食べてくれます。何とも言えない釣りの醍醐味が味わえます。 エサについてはなるべく種類を多く持っていくと外れはないと思いますので参考にしていただければと思います。 前回にアマゴの釣り方を言いましたのでお話しさせていただきます。 アマゴもイワナも同じ渓流魚ですが、同じ渓流に住んでいますが、イワナとは全く性格が違う魚です。 釣れる場所も違います。アマゴは水が流れている所に泳いでいるのでエサは流して釣る方法が良く釣れます。 イワナは待って釣る魚、対してアマゴは逃げる魚とも言われています。 アマゴを釣りに行くときは現地には暗いうちに行って空がほんのりと明るくなる前に仕掛けをセットしてスタンバイします。 逃げる魚を釣るのですから海釣りや川で鮒を釣るようなことにはなりません。 アマゴ釣りは私の経験からして午前中が良く釣れて一日中釣れた記憶はないです。 天候の話もしたいと思います。イワナやアマゴが良く釣れる天候は前の日に雨が降って水が少し多い目が良く釣れます。 季節は梅雨時期の前後が最も魚の活性が上がってますので川虫を捕まえてエサにすればよく食べます。 イワナもアマゴも渓流魚ですが、そんなにむつかしく考えて釣る魚ではないですから、先ほど言ったようにポイントを抑えて釣りを楽しめばよいと思います。 仕掛けもイワナ釣りと全く変わりませんのでいろいろ工夫して仕掛けを作ると楽しくできますよ。 魚は事前に近い状態でエサがあれば食べてくれますが、何かぎこちなさそうなエサだと食べてくれないです。 我々人間も同じだと思いませんか? 仕掛けはごく簡単です。 竿から道糸が来て先にハリスを取り付ければ出来上がりです。 色々仕掛けを作りましたが、シンプルな仕掛けが一番釣れます。 魚が怖がるような仕掛けは作らないこと。 どういう事かと説明するとハリスと道糸を結び目に金具などを使わないようにすることと、ハリスと道糸の間にエサを沈める錘を付けますが錘から針の長さにポイントになります。 以前は針から錘までの長さは20センチくらいにしてましたが、今は倍の40センチくらいで釣ってます。 魚が怖がらない為に長くしています。 長さも臨機応変に変えられるようにすれば釣りも楽しくなります。 次回も詳しく説明していきます。 PR